当初の返済を低くおさえたい人は?

2011.10.14

厚生年金保険加入者が年金ローンを利用する場合、実際には会社をとおして借りることになる。もし、自分の会社にそうしたシステムのないときは、住宅金融公庫に直接申し込むか、年金協会などに申し込むかのどちらかになる。この場合、住宅金融公庫のほうは元利均等方式の返済になっており、年金協会は元金均等方式の返済になる。元利均等方式の返済は、住宅金融公庫の住宅ローンや民間の金融機関の住宅ローンなどが採用している一般的な方式で、元金均等方式とくらべると、借りた当初の返済額は少なく設定される。元金均等方式は、当初の返済額は元利均等方式とくらべて高くなるが、トータルすれば、元利均等方式より返済額は少なくなる。一〇年間厚生年金保険に加入している人が四八〇万円を二五年間借りた場合、元金均等方式で借りたほうが返済総額で六〇万円ほど安くなる。したがって、返済総額を安く借りたい人は年金協会に申し込み、返済総額は多少高くても当初の返済を低くおさえたい人は、住宅金融公庫に申し込むことだ。なお、年金協会への申込みは各都道府県の年金協会のほか、年金住宅福祉協会、社会保険福祉協会、全国社会保険共済会、日本船員住宅協会などで受け付けている。

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